2018年2月1日木曜日

舞のお稽古と花緑さん初め

気づけばもう1月も終わり。
お正月だった頃が懐かしい。。。

今年も舞のお稽古がさらに面白く、奥深く。
山村舞のお稽古が始まりました。
しっとりはんなりした中に、きりりとした振りがあって
好きな曲、振りです。

この曲は山村流の名取試験に向けて
お稽古をしていただいています。
みなさんに喜んでいただける舞ができるよう、
日々お稽古をこれまで以上に。
そんなお稽古の着姿はこちら。


寒い寒い日だったので、結城紬にミナの帯を初おろし。
合う!!

舞に夢中になった後は、
花緑さんの落語会へ。
今年初です。


落語でのんびり笑うのはいいですねー。
大好きな紺屋高尾を久しぶりに聴けて、嬉しかった。
今年は諸々忙しく、花緑さんの追っかけは昨年よりも出来ないですが、
ポイントポイントで通います!

2018年1月16日火曜日

おめでたい!!寿ぎの初春歌舞伎へ。

染五郎さん、いえ、もう幸四郎さん。
かねてからの染五郎さん改め幸四郎さんの大ファンとしては、
高麗屋三代同時襲名の今年は本当に大忙しです。
まずは口上を聞きに、そして、染五郎さん改め幸四郎さん(長い。。。)の
大事なお役、勧進帳弁慶を観に、歌舞伎座へ!


おおー。かっこいい!盛り上がりますー。


襲名披露の幕、嬉しい!
でも、まだ幸四郎さんとお呼びするのは慣れない。。。
ますますこれからが楽しみですねー。

勧進帳の弁慶は、重厚な演技、そして私がやはり魅力だと感じるのは
10代目幸四郎さんの舞踊。
いつもすごく目を奪われます。花があるなあ。。。色気もあって。素敵!

歌舞伎座全体もウキウキと嬉しい雰囲気。
今回は、いつもの歌舞伎座の装いよりも
少しばかり華やかな着姿で、お祝いの気持ちを表して。


やはり袋帯は落ち着きます。
今年は、袋帯をもっと練習しよう(って昨年も言っていたような汗)。

2018年1月6日土曜日

新年の着物

新年、新しい気持ちでまた楽しいことに突き進んでいきます!
皆様にもいいことたくさんの一年でありますように。

そんな気持ちで迎えた実家での元旦。
迷わず着物を着ます。


とにかく福岡の実家は寒いので、結城紬!!
そして持ち運びに軽い博多織の帯!
コーディネートはさっさと決まりました。

お稽古用に扇を持って帰っていて、
話の流れでミニミニ上方舞発表会と相成りました。
まだまだ少ないレパートリーなので、
おめでたい「鶴亀」、そして、地唄らしさのある「芦刈」を披露。
解説も少しだけ入れながら、プログラムを考えるのも楽しかった!
我ながら、上方舞への愛が溢れた発表会になったのではないかと。

身内の集まりではありますが、全く舞のことを知らないお客さんに
舞を見ていただく機会、そして、両親にも初めて舞を披露することができた
今年の初舞。
いい元旦になりました。

2017年12月31日日曜日

職場の忘年会だって着物で!:べに花で明るく。

忘年会2017。
続けて職場の忘年会もありました。
これまで、職場関係の人との集まりで着物を着たことは皆無でした。
機会がなかったし、なんとなく、気後れ。
でも、今年はもういいかなーという直感が。
ようやく着物が自分にぴったりきているのですね、おそらく。

そんな初職場忘年会の着姿はこちら。


明るい色目のものにしたかったので、紅花染の紬。
そして椿の帯。これなら洋服の中でも地味になりすぎず、
気軽な気分で居られると思い、チョイス。
これに下駄で。
みなさんにも喜んでいただき、
着物きたーい、下駄風情あっていいー!
という女子の皆さんの声も聞くことができて、大満足。
という着物2017着納めの日。

来年はもっともっと色んな場所で着物を着て、
着物普及活動をするぞー!
着物好きの方々とつながるぞー!
今年もたくさん着物を着ました。
来年もよろしくお願いしまーす。

2017年12月30日土曜日

今年最後のお稽古。そして静紀会忘年会!

今年最後の舞のお稽古でした。
熱心にご指導してくださる師匠への感謝と
来年に向けての思いをお伝えする大事な日。

そしていつも楽しいお稽古場にしてくださっている
同門の皆さんへの感謝と一緒にまた頑張りましょう〜の
忘年会。

とてもいい1日でした。
忘年会も楽しかったー。
大人になって、あれほどくつろげる場を見つけることになるとは。
本当にご縁に感謝です。

そんな大事な日は、祖母の色無地で。


桜で染めた帯揚げ。アトリエシムラさんのこちらの帯揚げも
4月生まれの私にとっては、思いのあるもの。
大好きなコーディネートです。


2017年12月27日水曜日

舞のお稽古:鶴亀を通して

地唄舞のお稽古、いつもいつも発見があり、楽しいです。
そのたび、師匠の偉大さにふれて、奥が深い舞の世界をますます知りたくなります。

鶴亀を通しで何度もお稽古していただいているのですが、
足の使い方、全体をゆったりとじんわりと舞うこと、
扇の持ち方、そして構え。
細かいことがもちろんたくさんですが、一つ一つを師匠の言う通りにしながら、
お稽古している中で、
今回、初めて体験した感覚がありました。
常々、振りを一つ一つしている、という感じと
舞そのものに自分がなっている、というのの違いがあるのだろうなと
うすぼんやりと感じていましたが、
今回、お稽古中に「自分」という感覚がまるでなくなって
振りの順番などもまるで頭で考えておらず、
ただただ、目の前の師匠の舞と鏡のように一緒になっている瞬間がありました。
自分の扇と師匠の扇だけが動いている、とも言えるような。
うまく言葉では言えませんが、すっごく集中しているときに
ひょっとしたら、そういう舞ができる瞬間があるのかもしれません。

忘れられない体験でした。

以前はまっていた格闘技「ジークンドー」の始祖、ブルースリーの
考えるな、感じろの境地に近いのか?
ジークンドーの練習中も、木人でひとつひとつの型をやっているときに
順番を覚えているというよりも、力をいれるところ、力を抜くところの体の感覚が
すべて決まると、自然とその流れの動きになって気持ちよかったのを思い出しました。
武術と舞はやはり似ているなー、おもしろいなーと感じる今日このごろです。

そんなお稽古の着姿はこちら。


暖かい紬。でも、お稽古の時には下着を工夫しないと
結城紬は暑すぎた!!


2017年12月23日土曜日

久々のおけいこ&事始め:地唄舞をお気に入りの紬で

今月初めの舞のおけいこ。
諸々あって、久々のおけいこにウキウキして出かけました。

事始めという習わしに沿って、この時期来年のおけいこに使う扇も
いただけます。
扇、最高に可愛いです!

山村流の扇は本来は少し小さめなのですが、
来年のものは、一般的な大きさで、舞台映えもするとか。
小さめの扇で一年おけいこしてきた私としては、
重っ!大きっ!
と感じて、要返しなど(扇をぐるっと持ち変える技)が
よっこらしょとなってしまいます。
扇は舞にとって命なので、お友達になれるよう触りまくります笑!

鶴亀のおけいこは、振り写しも終わり、
細かい形を一つ一つ丁寧にご指導いただいています。
ここからが面白いところです。延々とやっていられる。。。
今回からは録画ではなく、録音でお稽古のおさらいをしてみています。
なんとなくいい感じ。
お稽古中、師匠の舞をすごい集中力で見ることにつながり、
言われていることを、お稽古中、どれだけ聴き漏らしているか!を痛感しています。

今日の着姿。
お気に入りの紬に、鳥の帯。
チラリと見えるゑり正さんの襦袢のお袖が可愛い。