2016年11月29日火曜日

上方舞お稽古:梅にも春

上方舞のおけいこに行ってまいりました。

今回から、新曲のおけいこです。わくわく。
4月のはるの会に向けて、師匠が選んでくださった曲となれば
嬉しい気分も倍増です。
それがこちら、梅にも春。曲調も明るく、初春らしい雰囲気。
振りもまだまだ序盤ですが、とっても可愛い!嬉しいなあー。

【梅にも春】

梅にも春の色添えて 若水汲みか車井戸

音もせわしき鳥追いや 

朝日に繁き人影を 若しやと思う恋の慾 

遠音神楽や数取りの 待つ辻占や鼠啼き 

逢うて嬉しき酒機嫌 

濃い茶が出来たらあがりゃんせ ササ持っといで


という歌詞。全部の意味はまだわかりませんが、
恋の歌なのが嬉しいな!

今日のおけいこの着姿はこちら。
舞用の色無地でノリノリで行きました〜。
祖母の帯で。



2016年11月27日日曜日

歌舞伎:吉例顔見世大歌舞伎

11月も歌舞伎に行きました。


染五郎さんの荒事が見たくて、昼の部へ。
雰囲気はとても良かったけれど、
染五郎さんのお声が風邪??というぐらい潰れていて、
美声が聞けず、とても残念。つくづく染五郎さんの魅力はその
お声だと思うのでした。

芝翫さん親子の連獅子は素晴らしかった!
幕もいつもとは違う、特別なもの。



着姿はこちら。
雨だったけど、負けずに、というか気にせず着物が
着られるようになったなー。


この帯と帯締めの組み合わせが華やかで好きですー。

2016年11月25日金曜日

和裁:子ども浴衣の水通し

和裁はいつものことながらゆっくりですが、
肌じゅばんももうじき(たぶん!)仕上がる予定なので
次に作るものを準備し始めました。

まずは子ども用の浴衣から行きます。

反物を水通しして、あらかじめ少し縮めているところ。
全部に水が行き渡るように水に漬けておいて、
脱水。そして半乾きのところで伸ばしすぎない程度にアイロン。
そしてまた乾かす。という感じ。

来月ぐらいから裁断できるといいなー。

2016年11月13日日曜日

花緑ごのみと友人の切子作品展

暖かな1日。
待ってました、花緑ごのみ。花緑さんの独演会。


花緑ファンなので、手ぬぐいを買いました!
初グッズ。みんなに花緑ファンだと言ってまわろう!
もっと色々あってもいいのにな。

演目は、元犬、千早振る、ねずみ穴。
出てくる人がとってもハートウォーミング。
やはり好きです。花緑さんの落語。

そのあとは、切子作家の友人の作品展へ。
日本酒を飲む夫へのプレゼントにいい感じのものがあったので
選びました。
友人とも久々の再会で、少しお話できて楽しかったー。

そんな佳き日の着姿。

これは多分上田紬なのかな?と思いますが、
若干重め。春よりも秋から冬の色なので
これからのシーズンじゃんじゃん着ましょう。
これに下駄でバッチリコーデでした。
合わせた帯は優秀な偉い子ちゃん!
どんな着物にも可愛く決まるのねー。

2016年11月10日木曜日

仮名手本忠臣蔵第2部@国立劇場と舞のお稽古

寒ーい1日でした。
寒い日に着物でお出かけできる時はウキウキ。
着物って暖かい。首元は寒いけど、ショールを巻けば寒さ知らず〜。

そんな冬のような日は、
国立劇場3カ月連続の仮名手本忠臣蔵三昧の1日でした。


1部の松本幸四郎の由良さまも良かったけれど、
吉右衛門の存在感たるや!!!すごくかっこ良かったです。
すごいなーすごいなーと思いながら見てましたが、
11時から4時過ぎまでは長い!!お尻が痛くなり、
そして何度かトリップしました。。。

でもやはり忠臣蔵は面白くて好き。見せ場が多いなあ。
来月の第3部も楽しみです。

観劇の後は、自分の舞のお稽古。
高砂を一応終えました。が!しかし!
自分では納得いく出来ではありません。
扇の持ち方や肩の力を抜くことなど、
まだまだ課題がたくさんあるので、この舞はまだまだ
自主練しておくべき。
高砂は大事な課題が盛りだくさんだなあ。もっとカッコ良く舞いたい!

今日の着姿。
おばあちゃんの色無地の仕立て直しをおろしました。
とろんとした生地で着心地が良い着物です。
糸川さんにお見立ていただいた帯をしていったら、
北欧っぽい!と舞の師匠にお褒めいただいたコーデになりました。
アトリエシムラで求めた桜の帯揚げも初。


2016年11月7日月曜日

アトリエシムラの皆さんと糸井さんのトーク

土曜日は、アトリエシムラのオープンを記念した諸々のイベントに
行ってまいりました。

私の紬への愛に目覚めさせてくださった志村ふくみ先生。
その、ふくみ先生から生まれたブランド。
今回、残念ながら、世田谷美術館の志村ふくみ展には行けず、
痛恨の極み!ですが、外苑前の記念展示会と、
ほぼ日のTOBICHIでのトークショーには行くことができて
いい時間を過ごすことができました。

展示会で欲しかったのは、桜で染めたもの。
春の生まれというのもあり、桜には格別の思いがあります。
桜で染めた何かを身近におきたいというのもあり、
桜の帯揚げと、そして茜の帯締めを求めました。


どちらも可愛い!嬉しい!
草木で染めたものなので、使っていくうちにいい感じに色が変わっていくのだそう。
それも楽しみです。

さらにさらに、洋子先生に、コーディネートをお褒めいただき(!)
そして、紫が似合うわよ、と着物をお見立ていただく幸せにも恵まれました。
羽織った時の、優しい感じ!とても丁寧に作られたものであることがわかります。
じんわり。
工房の若い方々と染めや織りについてのおしゃべりも絶えませんでしたが、
TOBICHIに移動。

そして、糸井さんと工房の皆さんのトークショーも楽しかったです。
みなさん活き活きしている!
いつかワークショップにもまた参加してみたいと思います。

今日の着姿。
すっかり袷の季節です。帯付きでは寒い。


以前リサイクルで一目惚れした羽織をおろしました。
いろんな人に褒められた!可愛い羽織!感謝です!
中のコーディネートはこんな感じ。


アルスシムラのワークショップで染めていただいた玉ねぎ染めのショールを
帯揚げ代わりに。着物がますます楽しい季節ですー。

2016年11月4日金曜日

帯締めを新しくシリーズ:臙脂の冠組

赤い帯締めもあったらいいなーと最近思っていました。
道明さんで、先の青朽葉と合わせて求めたのが
こちらの臙脂。


濃い落ち着いた赤で、いい!
奈良時代から正倉院文書などにも名前があるなんて、
本当に古い色。
緑色のような紺系の帯によく合い、
若緑やグレー系だとやさしい雰囲気になるそう。
こちらも合わせやすそうで楽しみだわー。

2016年11月2日水曜日

和裁:肌襦袢の襟つけまで。

和裁もほんっっとーーーにすこーしずつ、チクチク楽しんで
進めています。

ようやく、肌襦袢の襟までつけたところ。
苦手な本ぐけでしたが、前よりも少しはできたかなという感じ。


なんとなく形になってきて、嬉しい。
肌襦袢一つではありますが、
細かいところまで、とても丁寧に作られていくものなんだなーということが
わかって、嬉しい。
肌襦袢は特に肌に直接触れるものだから、ゴロゴロしないとか、
そういうところも気をつかわれてる。
こういうものを手作りしていると、いい気分になりますね!