2017年2月28日火曜日

花緑師匠落語:三鷹井心亭にて

花緑師匠の落語、今年初でございます。
数日前から楽しみで楽しみで。


こちらの井心亭での寄席は初めて来ましたが、
100人程度のお座敷で、なんと落語家さんは生声で落語をしてくださる!
熱気もあふれて、暖かな、そして何より贅沢な会で大満足でした。

間近で花緑師匠の落語を見ると、聴くと、すごさがさらにわかります。
その魅力は、声や語り口ももちろんなのですが、
私は師匠の所作が好きなんだなーということを発見しました。
舞を学び始めた者としての目線なのかもしれないですが、
動きが美しい!形が美しい!さっと動いてピタッと止まる、その切れ味がすごい!
名人芸にうっとり、そしてじんわりするのです。
いや語りつくせないほどすごい。
と、ますます花緑ファン&追っかけに拍車がかかるのであります。

アフタートークの
花ん謝さんと花緑さんの師弟関係も面白かったし、
働くことについてなど、学ぶこともたくさんありました。
いい会だったな。
花緑師匠の演目は、明烏、仲入りがあって、つる、猫の災難でした。
どれも初めて聞いたものばかりで楽しかったなあ。
明烏の若旦那も悪友たちも、吉原のおかみさんも、本当に生き生きとしていて、
大笑いして、心に残るいい落語。つるはバカバカしくて大好き!


着姿は舞のお稽古と同じ。備忘録として一応載せます〜。
はんなりにも見えるし、落語のような江戸の感じにも合う気がします。
この着物と帯の合わせ方。好きだな!



2017年2月26日日曜日

上方舞お稽古:筋力が〜!

舞のお稽古。
いやしの時間であることには変わりないですが
今日は、とってもハードに感じました。
細かい体の動きを師匠に直していただいたのですが、
自分ができる範囲で楽にやっていた動きとは全く違うー!
そしてそれは、これまで使っていなかった筋肉を使うー!
というので汗がじんわり。
美しく見せる動きは、筋力が必要と再認識。
美しさを丁寧に妥協せず、そして忍耐強く教えてくださる
師匠に感謝です。

汗だくな今日の着姿はこちら。
シルックの長襦袢にしててよかった。洗えます。


つき袖し放題。これに羽織とショールで十分。
今日は、4月のはるの会のご案内の仮チラシを頂いて
気分も高まりました。たくさんの舞を見られそうで楽しみです。

この日は、お稽古の後、落語という豪華コース。これは別の投稿で。

2017年2月24日金曜日

和裁:浴衣の袖ができたー

和裁は、自分のお稽古用の浴衣を作っています。

作り始めたら早い!もう浴衣の両袖ができました。
肌襦袢で基礎をやっていたから、少しは身についているかしら。

袖の丸みは先生にたくさん助けてもらいましたが、
こんな感じ。


袖をチクチク縫うのが楽しかった!
両袖を並べてみると、こんな柄合わせになります。


可愛いなー。
次は身頃の印付けという難関が待っています。
印付けが苦手というか、あまり楽しくない。。。
頑張ろう〜。


2017年2月16日木曜日

女殺油地獄:シネマ歌舞伎

念願の女殺油地獄をシネマ歌舞伎で鑑賞。


もちろんライブにはかなわないけど、
迫力だし、細かい演技が見えてすごい!!
仁左衛門さんと孝太郎さんの親子共演も見ものです。
与兵衛の繊細な心の動きを、ふとした表情や仕草で見せる仁左衛門さんに
ひたすら感動。
なんだろう、あの線の細さと危うさ。。。
最初に花道から引っ込んでいくときに、あっと目を奪う仕草と表情をして、
のっけから仁左衛門与兵衛に引き込まれて行きました。

久々のお休みで、銀座にお出かけウキウキ着姿は
ちょっとあまあますぎたかしら。


この椿の帯も今シーズン、もう締め納めかな。
この着物と帯締めに合わせると、一見して梅にも見える気がします。
なんとなく春らしい装いで。

着物を決めるときは、前の日から決めずに、朝起きて、
窓を開けて、風や空気をいっぱい感じて、ひらめきに任せます。
今日はこんな気分だったのです。

あ、今日はそれで足元も軽く下駄気分だったので、この下駄で。


下駄大好き〜。


2017年2月12日日曜日

上方舞お稽古:梅にも春。目線が大事。

上方舞のお稽古。
これなしにはもう生きていけないいやしの場。

まず、着物を着る段階から、忙しいわさわさした心を鎮めます。
いや、本当に着物って大事!
忙しければ忙しいほど着る機会がないと、心が置いてけぼりになります。私の場合。

そしてお稽古。
姉弟子の皆さんの地唄舞らしい舞と音楽に、
心がじわーん。少しずつ緩んできて、感動し、何度も泣きそうになりました。
お稽古場が大好き。

お師匠の、振りを写して、順番を覚えてからが始まり、との大事な御言葉を
いただき、梅にも春の細かな表現を学びます。
目線、体の向き、手指の動き。
ずっとずっと舞っていられます。いや、体は結構しんどいけど。

大事な時間に感謝です。

そんないやしのお稽古の着姿。
着れば着るほど好きになるこの紬。
この江戸紅型帯との合わせ方が今の気分です。
少し袖などが汚れてきたので、今期来たら夏にはお手入れに出そうかな。

2017年2月9日木曜日

和裁:浴衣生地の裁断と袖

和裁。ようやく今年から自分のお稽古用浴衣に入りました。

自分の寸法がどうなっているのかもよくわかっていませんでしたが、
長さを測って、柄合わせをして、裁断してみて、
着物のことがまた少しだけわかったように思います。

柄合わせは奥が深い。そして楽しい。
反物だけだった時より、裁断した方がその生地の魅力がより一層わかります。

まずは袖から。袖2枚はこんな感じの柄の出方。


いやあ、かわいい!
こうしてみると、月がぽっかりとお花を照らしている感じが
際立っていて、かわいい反物だなあと。
できてくるのが本当に楽しみ。
和裁教室も和気あいあいで楽しいのです。
いやしの場がたくさんあって、嬉しいな。感謝。