2017年7月29日土曜日

上方舞のおけいこ:小千谷縮で

ゆかた会まであと残すところ、数日。
そして、最後のおけいことなりました。
やってもやっても課題があります。当たり前ですが。。。
果てのないものが芸道なのですね(遠い目)。

暑い、そして雨。という日。
何を着るかというと、やはり麻ですね。


この小千谷縮。地がうっすらと市松模様になっているところが好き。
それに麻の半幅帯。湿気と暑さ対策バッチリ。
これに、今日は下駄に爪革で出かけました。足元も軽快!

前回落語の時に浮きがちだった半襟ですが、
今回は衿芯をごく薄いものに変えたので、
ご覧の通り、浮いてません!
若干涼しくも感じた。

着崩れしてないっていうのが、
何よりも涼しさに必要なことなのだと発見。
だらっと着た方が暑いのですー。
今日はそういう意味では襟が決まって、ぴしっと着姿が
涼しげでいい!

2017年7月27日木曜日

七月大歌舞伎:絽の付け下げで

七月の歌舞伎は、いろいろな意味で特別な気持ちで出かけました。


なかなか日程が合わず、そして、人気があってチケットも取りづらく、
千穐楽まであと数日、という日に、ようやく観に行くことができました。

麻央さんのこともあり、
昨年も七月に応援したい気持ちで歌舞伎に
着物で出かけ、今年も去年と同じ着物を着ていると思うと、
なんとも胸に来るものがあります。。。



夜の部に行きましたが、
演目もとても良かったです。期待以上に!


しょっぱなから、飽きさせない、心をつかむ演出。
早変わりにも、びっくりのしっぱなし。
そして、夫婦の愛については、
海老蔵さんのセリフと表情に、ううっと泣けて泣けて仕方ありませんでした。
かんげん君の登場は、
言葉にできません。
自分の感情ももうわかりません。
ただただ歓声と涙と笑顔しか出てこない。。。
堂々とセリフを言っていて、お父さんのセリフ回しにどことなく似ているような。
じーん。。。

きっといつも以上に、いろんな愛に溢れた歌舞伎座だったのではないかな
と思います。
海老蔵さん、かっこよかった!
よくぞあれだけのことを、今、毎日。
見に行けて本当によかったと心から。


2017年7月24日月曜日

麻づくしで浅草演芸ホール

久々の浅草演芸ホール。


花緑師匠が昼の部の主任だったのでお出かけしてきました。
寄席はやはり楽しいですねー。
大入り。満席。立ち見もたくさん出ていました。
すごい人気。
花緑師匠は火焔太鼓。最近、立て続けに火焔太鼓ばっかり聞いてる気が。
でも、時間を調整する理由からか、
日によってたっぷりやったり、省いたりするところもあったりして
へーって思う。あとは、他の師匠の火焔太鼓を動画とかで見ると、
細かいところが全然演者によって違っていて、
花緑さんのが大好き!とやはり思う今日この頃でした。
落語って奥が深いなあ。
やはり芸は人、そしてその時代に生きているものなのだなあ。



今日の着姿は、今季初の小千谷縮。


麻の着物に、麻の半幅帯、麻の足袋。
麻づくしになりました。使っている紐も全て麻。
半襟も麻。

着物の下は、筒そで半襦袢、ステテコ。
そして下駄。

麻の着物はやはり涼しい!ストレスフリーです。
そして、夏は半幅帯がいい!
着物を着始めて2年目の夏に強く思います。
ただし、衿芯は夏には少し硬すぎました。
そこだけが課題。浮きまくってる。
次は柔らかく薄い衿芯を使ってみよう〜。

久しぶりの浅草だったので、帰りに西山で甘味。
ここの小豆が最高に美味しい!






2017年7月20日木曜日

お蕎麦やさんで花緑師匠の落語会

ずっとずっと気になっていた落語会でした。
お蕎麦やさんで、近くで生声で聞けるという花緑師匠の落語。
ついに行けました〜。


のぼりにワクワク。
浴衣やお着物の率も、他の落語会より高め。気分が上がりますねー。

お座敷にぎゅうぎゅうに座っていると、横の襖がさっと開いて、
花緑さんが、ひょっこり「どうも」って入ってくる感じがとてもいい!
前座さんが入ってくるものだと思っていたので、なおさら。
お弟子さんたちがみんな忙しくって、お一人でっていうお話も面白い。
偶然の飛び入りゲストもあったりして。
充実の会でした。


火焔太鼓と笠碁でのんびりの日曜日でした。

日本橋の着姿はこちら。

綿紅梅と麻半幅帯で、こちらも涼しくのんびりした雰囲気で。
麻の足袋に下駄はもう定番。
浴衣下は、ゑり正さんの筒そで肌じゅばんと、ステテコ。
夏の下着は、だんだんこれに定着してきました。

2017年7月17日月曜日

ゆかた会までお稽古あと2回!

上方舞お稽古。
ゆかた会のお稽古まであと残すところ2回。
ドキドキする〜〜。

今回は、みっちりと形の美しさをお稽古していただきました。
地唄舞らしさ。
まだまだわかっていませんが、
師匠のおっしゃる通りを頑張ってやってみると、
ブレないまっすぐとした軸。ふんわりと張った肘。
背筋が一本すっと通って、首が長く。
そして動きが本当に最小限なのに、
曲線が優美に大きく見える感じ。。。
師匠の表情。。。

果てがないです。本当に。

毎日お稽古1回でもやろう!
舞う時間が癒しです。


お稽古頑張ろう!の気持ちによく合う、
この白地に紺の模様の綿コーマ浴衣。



2017年7月15日土曜日

初GINZA SIX:浴衣でぶらぶら

昔からの同郷仲良しのお友達とデートの日。
二人とも銀座シックスに行ったことがなかったので、
行ってみよう〜となり、ぶらぶらぶらり。

猛暑だったので、浴衣で。


浴衣下は、あしべ織の肌着と、ステテコ。
自分でかがった紗の帯。麻の帯揚げ。
麻の足袋と下駄。
できるだけ涼しく涼しく〜。
外をずっと歩き回る自信はありませんが、ふとした風が涼しい〜。
綿絽の浴衣、お気に入りです。

銀座シックスでは、中村藤吉カフェで冷たい抹茶ラテが最高ー。
茶そばもいただき、
おやつには辻利の濃茶ソフト。
なぜかお茶づくしの1日となりました。
屋上が意外に楽しい。銀座であんなに高いところに登ったことがないなあ。
空、雲はすっかり夏模様でした。

浴衣でのんびりぶらぶら最高。

2017年7月13日木曜日

和裁:夫の浴衣進捗

夏が来てるのに、夫の浴衣はまだできないー。
あともう少しなんだけど。頑張ってます。

ここまで出来ました。

後ろ身頃と前身頃がくっついてるところです。
これに昨日は、少し頑張って衽も両方つけました。
あとは袖をつけて、襟を付けて、裾を始末すれば出来上がり!
8割、いや7割できたかな。

男物、女物の違いはあれど、
浴衣を作るのは2度目なので、わかることは前よりは少し増えてます。
もう1枚続けて作れば、だいぶわかることが増えるのではないかな。
和裁、楽しい〜。

2017年7月11日火曜日

浴衣でビアガーデン

毎夏恒例!年に1度は必ずやりたい!
ビアガーデンでのんびり夕涼み。
昨年からはこれに浴衣を着て、という楽しみが加わりました。
浴衣で、夫と二人でのんびりと夕方からの涼しい風を感じながら
ビール。周りものんびりと好きな人同士で集まってて、
もうここは天国じゃないか?ってくらいいい気分。
夏の一番いいところを楽しんでる感じが最高ですねー。

着姿はこちら。

去年と全く同じ、一番長く着てきた浴衣。
20代ぐらいから20年近く着てるのに、
全く古く感じないし、年齢を重ねても着回しが可能。
和服って素晴らしい!!
これは、絞りの感じが大好き。ほんのり透ける生地感も素敵で、
着てなくても飾って眺めるだけでもいいー。
思えば、自分が好きな着物は、飾ってるだけで幸せって思います。
そういう着物をこれからも持ちたいものです。

ところで、浴衣を着てビアガーデンに行ったのは2度目ですが、
浴衣は私一人。
そして、バイトの男の子に必ず、「浴衣、夏って感じでいいっすね」
と少しはにかんで言われるのも楽しい。
夏、どんどん着物で出かけますよーー!!

2017年7月6日木曜日

金沢で大師匠の舞:絽付け下げで

夏は行事が目白押しで楽しいです。
いずれも着物でお出かけできることばかりで、
去年よりも格段と着物を着る楽しい機会が増えて、嬉しい!

今回は、金沢で舞の師匠の師匠の舞台があるとのことで、
お出かけしてきました。
滅多に拝見することのできない、大師匠の舞の舞台とあらば
金沢でもどこでも行きますともさ!!(鼻息荒く)

舞だけでなく、狂言や清元もあり、初めての事づくしの会でした。
狂言は、ちゃんと見たのは初めてでしたが、面白かったー!
また見に行きたいと思ったのでした。

そして大師匠の舞については、語る言葉がありません。。。
本当にすごくて、じわじわと余韻がその後からも波のようにやってきました。
師匠のそのまた師匠。。。
私も少しでもその背中を見て進んでいけるように、
精進していこうと思ったのでした。
果てのないものに出会えるって、幸せなことだな。。。

今回、着物を着て新幹線に乗るのも初めてでした。
おめかしして絽の付け下げで行きましたが、
座りじわでしわしわ。着崩れ。
長時間座っている技を身につけないとだなー。
同じ門下の皆さんと、お昼食べたり、金沢駅前で記念撮影したり、
お茶したり、お土産やさんを物色したり、
いろいろおしゃべりしたりして、ワイワイした時間を過ごしたことも
忘れられないいい時間となりました。

帰ってからの撮影ゆえに、着崩れも甚だしいですが、
楽しかったな!の着姿。