先日、単衣を解禁の日、実は初めておろした大事な結城紬を
汚してしまっていたのです!
あまりのショックに、悉皆屋さんに頼んで、
解決してからブログに書こう、と思い、温めていたネタ。
こんな風に派手に汚してしまいました。
どうですか。なかなかショッキングな画像でございます。
お出かけの際中は、全く気付かず、
家に帰って、衣紋にかけた瞬間、
「なんじゃこれは〜!!」。悲鳴をあげました。
即座に、なんでも相談役の呉服屋さんにメール!
「何の汚れかぜんぜんわかりません!どどどうしましょう!」と慌てる私に、
夜にもかかわらず、すぐにメールの返事をくださって、
「たぶん、どんな汚れでも大丈夫ですよ。明日すぐ送ってください。
悉皆屋さんにお願いします。」
という冷静な落ち着いたお言葉。安心して、ぐっすり眠れました。
そして、その顛末。
先ほど、悉皆屋さんから結城紬が戻ってきました。
まさに1ヶ月かかりましたが、お見事!跡形もなく、消えています。
すごいなあー。
呉服屋さん曰く、機械の油的な汚れのようなので、
考えられるのは、
エスカレーター、電車の中、スーツケースやキャリーバッグの車輪などなど…。
うわー、どれも都会ではありがちな汚れ!
この出来事以降、エスカレーターでは、前側に立つようになり、
電車の中ではどこかに裾をこすったりしないように気をつけ、
誰かがスーツケースやキャリーバッグを持っている時には
ぶつからないように気をつけるようになりました。
あ、あと椅子への座り方も。
上前を少し引っ張って、裾をすぼめて
座るのって本当に大事。
それにしても、悉皆屋さんって本当に頼りになるわー。
どんなことがあっても、大抵大丈夫、といういい経験になりました!
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