和裁は、チクチク暇を見つけて。
自分の浴衣は、もう少しで出来上がります。
男物の浴衣もそろそろ裁断する予定。
そんな中、帯を自分でかがってみよう!という流れになり、
紗献上の帯に着手。
自分で作ってみて、帯ってこうなっているのねーということがわかります。
8寸の帯なら、自分でできることがわかってよかった。
それがこちらの帯。
全然簡単なのですが、
とにかくひたすらな作業。
お太鼓になる部分の両端をひたすらスカラップ。
いわゆるまつり縫いっていうんですか、あれを細かくやっていきます。
あまりに縫う部分が長く、永遠にも思える作業なので、
常に机の上に出していて、隙間時間に数針縫う、みたいなことを続けています。
6月にはもう締められるこの帯。出来上がりが楽しみです!
2017年5月31日水曜日
2017年5月27日土曜日
上方舞お稽古と袖の寸法など
上方舞お稽古、着物が気持ちよい季節で、ウキウキで出かけます。
今日のお稽古は、芦刈の4回目。次で上がりです、と師匠のお言葉。
あともう少し!でも、ふりをつけていただいてからが始まり。
美しい形の追求が待っております。
毎日、浴衣にちゃんと着替えて自主稽古している甲斐あってか、
師匠のありがたいお言葉。
「前とだいぶ変わられました」
う、嬉しい。。。。もちろん低いレベルでのことではありますが、
でも、少しずつでもよくなっているとわかって嬉しいです。。。
師匠の的確で温かな導きのおかげで、楽しくお稽古できていて
本当に感謝です。
とはいえ、覚えが遅く、今日も新しいふりが何が何やら。
行くんか行かんのか、という逡巡がまたもあって面白い。
芦刈の振りは、本当に、迷い、そしてアンバランス。
そんな感じが出せるようにお稽古に励みます。
今日の着姿はこちら。
牛首紬の単です。
私には珍しく黒。黒の魅力に目覚めました〜。
下は、肌襦袢とゑり正半襦袢。ベンベルグの東スカート。
そして下駄です。
こちらの着物、これまでとは少し違うところがあります。
それは袖の諸々の寸法。
まず、袖の丸みを大きくつけました。
2寸の丸みです!
そして、袖が若干長め。
エレガントさが増します。
着物そのものはかっこいい感じなので、
袖の丸みと袖の長さがあることで、エレガント可愛いかっこいい。
という感じに。好み〜。今後はこの袖でいこうと思います。
今日のお稽古は、芦刈の4回目。次で上がりです、と師匠のお言葉。
あともう少し!でも、ふりをつけていただいてからが始まり。
美しい形の追求が待っております。
毎日、浴衣にちゃんと着替えて自主稽古している甲斐あってか、
師匠のありがたいお言葉。
「前とだいぶ変わられました」
う、嬉しい。。。。もちろん低いレベルでのことではありますが、
でも、少しずつでもよくなっているとわかって嬉しいです。。。
師匠の的確で温かな導きのおかげで、楽しくお稽古できていて
本当に感謝です。
とはいえ、覚えが遅く、今日も新しいふりが何が何やら。
行くんか行かんのか、という逡巡がまたもあって面白い。
芦刈の振りは、本当に、迷い、そしてアンバランス。
そんな感じが出せるようにお稽古に励みます。
今日の着姿はこちら。
牛首紬の単です。
私には珍しく黒。黒の魅力に目覚めました〜。
下は、肌襦袢とゑり正半襦袢。ベンベルグの東スカート。
そして下駄です。
こちらの着物、これまでとは少し違うところがあります。
それは袖の諸々の寸法。
まず、袖の丸みを大きくつけました。
2寸の丸みです!
そして、袖が若干長め。
エレガントさが増します。
着物そのものはかっこいい感じなので、
袖の丸みと袖の長さがあることで、エレガント可愛いかっこいい。
という感じに。好み〜。今後はこの袖でいこうと思います。
2017年5月25日木曜日
柳家花緑独演会に単で:有楽町よみうりホール
花緑師匠の落語が自分の中で不足し始めてた頃だったので
ありがたい独演会!
よみうりホールという大きな小屋ではありましたが、
その大きさを圧倒するようなパワフルな独演会でした。
本当にすごかった。。。
演目はこちら。
前座も仲入りもなく、ずーっとずーっと花緑さん。
つーるー、は私もすっかりお気に入り。大好き。
長短、火焔太鼓は、花緑師匠で聴くのは初めて。
面白かったなあ。笑った笑った。
そして刀屋。3度目ですが、何度聞いてもいいなあ。
刀屋さんととくさんのやり取りのところもとても好きだし、
追われている時の描写やスピーディな展開も
まさに私の目がカメラになって江戸の町を一緒に走り回っている感じがして、
ぐいぐいと引き込まれていって、本当に好き。
これを一人でやってるんだもんなあ。すごいなあ。
いつも落語を一人で聴くことが多いですが、
今回は友人と。
そのあと、あれこれ語り合うのも花緑効果で話が弾みます。
人と一緒もいいもんだ。
5月ですが、もちろん単。
大好きな結城紬の縮に下駄を合わせて涼しげに。
お気に入りの装いです。着物着てると、ほんと落ち着く。
ありがたい独演会!
よみうりホールという大きな小屋ではありましたが、
その大きさを圧倒するようなパワフルな独演会でした。
本当にすごかった。。。
演目はこちら。
前座も仲入りもなく、ずーっとずーっと花緑さん。
つーるー、は私もすっかりお気に入り。大好き。
長短、火焔太鼓は、花緑師匠で聴くのは初めて。
面白かったなあ。笑った笑った。
そして刀屋。3度目ですが、何度聞いてもいいなあ。
刀屋さんととくさんのやり取りのところもとても好きだし、
追われている時の描写やスピーディな展開も
まさに私の目がカメラになって江戸の町を一緒に走り回っている感じがして、
ぐいぐいと引き込まれていって、本当に好き。
これを一人でやってるんだもんなあ。すごいなあ。
いつも落語を一人で聴くことが多いですが、
今回は友人と。
そのあと、あれこれ語り合うのも花緑効果で話が弾みます。
人と一緒もいいもんだ。
5月ですが、もちろん単。
大好きな結城紬の縮に下駄を合わせて涼しげに。
お気に入りの装いです。着物着てると、ほんと落ち着く。
2017年5月19日金曜日
初めての半襦袢(うそつき袖)
ゴールデンウィークに京都に遊びに行きました。
今回の京都旅の目的の一つは、
「ゑり正(えりしょう)」さんに行くこと!
夏の着物の下に何を着るのか、という話から
いつもの襦袢の話を相談したところ、
舞の師匠に半襦袢を教えていただきました。
舞の時には、上は半襦袢で、
下は東スカートというものを身につけると良いとのこと。
京都のゑり正さんでは、胴の部分はさらしで、
袖を自分の好きなものをつけてもらうこともできるとのことで、
行ってみました。
お店の方もとても親切で、用途など、どうしたいかをいろいろと
相談にのっていただけました。
それがこちら。
襟は結構、しゃんと硬くて、襟芯を柔らかいものにしても大丈夫そうなくらい。
半衿として化繊の楊柳をつけてもらって単向きに。
袖は、東レの爽竹の楊柳にしてもらいました。スケスケ素材で涼しげ。
つまり、胴はさらしで、袖や襟は化繊。
ということは、洗濯機で洗えるとですよー。
寸法も、自分の希望の裄などにしてもらえて、大満足。
一度着てみましたが、着心地もいいー。
半襦袢だからプカプカしないかなーと心配でしたが、胴がある程度長くて
ちゃんと着物の下から引っ張れます。
舞の時だけでなく、いつもの着物でも重宝しそうです。
秋にも京都に行くので、袷の襦袢も作ろうっと。
着物生活がますます充実してきて嬉しい!
今回の京都旅の目的の一つは、
「ゑり正(えりしょう)」さんに行くこと!
夏の着物の下に何を着るのか、という話から
いつもの襦袢の話を相談したところ、
舞の師匠に半襦袢を教えていただきました。
舞の時には、上は半襦袢で、
下は東スカートというものを身につけると良いとのこと。
京都のゑり正さんでは、胴の部分はさらしで、
袖を自分の好きなものをつけてもらうこともできるとのことで、
行ってみました。
お店の方もとても親切で、用途など、どうしたいかをいろいろと
相談にのっていただけました。
それがこちら。
襟は結構、しゃんと硬くて、襟芯を柔らかいものにしても大丈夫そうなくらい。
半衿として化繊の楊柳をつけてもらって単向きに。
袖は、東レの爽竹の楊柳にしてもらいました。スケスケ素材で涼しげ。
つまり、胴はさらしで、袖や襟は化繊。
ということは、洗濯機で洗えるとですよー。
寸法も、自分の希望の裄などにしてもらえて、大満足。
一度着てみましたが、着心地もいいー。
半襦袢だからプカプカしないかなーと心配でしたが、胴がある程度長くて
ちゃんと着物の下から引っ張れます。
舞の時だけでなく、いつもの着物でも重宝しそうです。
秋にも京都に行くので、袷の襦袢も作ろうっと。
着物生活がますます充実してきて嬉しい!
2017年5月17日水曜日
上方舞お稽古:芦刈第3回
雨の中、舞のお稽古でした。
雨にも負けずに、お稽古のために着物で出かけます。
最近、家での自主お稽古でも、
浴衣にちゃんと着替えてから、お稽古するようになりました。
こうするだけで、心の入り方がぜんぜん違うような気がします。
本当は毎日、いつも、和装で過ごしたいのですけどねー。
まずはできるだけ浴衣で、というところから。
今日は、芦刈の三味線による合いの手の部分の振り。
師匠曰く、この曲の山場というだけあって、
くるくるくるくるよく動きます。
そんな中でも美しい形を維持しながらきりっと舞えるのを
目指して、お稽古に励みます。
今日の着姿はこちら。
爽やか〜と、師匠にお褒めいただきました。嬉しい〜。
私もこのコーディネートは鉄板だなーと思います。
祖母の綴れ帯が、この着物にとても良く映えます。
雨にも負けずに、お稽古のために着物で出かけます。
最近、家での自主お稽古でも、
浴衣にちゃんと着替えてから、お稽古するようになりました。
こうするだけで、心の入り方がぜんぜん違うような気がします。
本当は毎日、いつも、和装で過ごしたいのですけどねー。
まずはできるだけ浴衣で、というところから。
今日は、芦刈の三味線による合いの手の部分の振り。
師匠曰く、この曲の山場というだけあって、
くるくるくるくるよく動きます。
そんな中でも美しい形を維持しながらきりっと舞えるのを
目指して、お稽古に励みます。
今日の着姿はこちら。
爽やか〜と、師匠にお褒めいただきました。嬉しい〜。
私もこのコーディネートは鉄板だなーと思います。
祖母の綴れ帯が、この着物にとても良く映えます。
2017年5月15日月曜日
雨の日対策
雨の日に着物を着るのは、あまり慣れていません。
というより、避けてきたというのが正直なところ。
でも、着物を着る機会が増えてきて、
避けるのではなく、雨対策をちゃんとすることで
いつでも着物が着られるようにしよう。
着物2年目に決めた目標です。梅雨ももうすぐそこ。
足元は美人のつま先(草履用)と下駄用のつま先カバーで
これまでも多少の小ぶりの雨ならオッケー。
問題はコートでした。
ちゃんとした正装用の雨コートは親があつらえてくれていましたが、
普通に着ていくものがなかったのです。
この度、こちらを試しに用意してみました。
ナイロン製の二部式のもので、
ネットで調べてみたら、価格も2000円、3000円台で見つかります。
本当にざっとした作りですが、雨で着物を汚さないという機能に関しては
十分です。
専用のポーチも付いているし、軽いので、雨降りそうだなーっと
心配な時には、こうして下駄の雨用つま先と替えの足袋をぽいっと入れて、
バッグに入れておくこともできます。
一度使ってみる機会がありましたが、
まあまあ強い降りでも、雨を通すことはなく、
とても重宝しました。
ただーし、私の場合、着物の裄が少し長めなので、
手首のところの袖が少しはみ出てしまうのが難点。
これは既製品ではどうにもならない課題なので、
腕をちいちゃくして過ごします。
今年の雨対策はこれでいきますー。
というより、避けてきたというのが正直なところ。
でも、着物を着る機会が増えてきて、
避けるのではなく、雨対策をちゃんとすることで
いつでも着物が着られるようにしよう。
着物2年目に決めた目標です。梅雨ももうすぐそこ。
足元は美人のつま先(草履用)と下駄用のつま先カバーで
これまでも多少の小ぶりの雨ならオッケー。
問題はコートでした。
ちゃんとした正装用の雨コートは親があつらえてくれていましたが、
普通に着ていくものがなかったのです。
この度、こちらを試しに用意してみました。
ナイロン製の二部式のもので、
ネットで調べてみたら、価格も2000円、3000円台で見つかります。
本当にざっとした作りですが、雨で着物を汚さないという機能に関しては
十分です。
専用のポーチも付いているし、軽いので、雨降りそうだなーっと
心配な時には、こうして下駄の雨用つま先と替えの足袋をぽいっと入れて、
バッグに入れておくこともできます。
一度使ってみる機会がありましたが、
まあまあ強い降りでも、雨を通すことはなく、
とても重宝しました。
ただーし、私の場合、着物の裄が少し長めなので、
手首のところの袖が少しはみ出てしまうのが難点。
これは既製品ではどうにもならない課題なので、
腕をちいちゃくして過ごします。
今年の雨対策はこれでいきますー。
2017年5月12日金曜日
上方舞お稽古:芦刈第2回目
新学期の波で長らくブログ更新できませんでしたが、
舞のお稽古はかなーり本気モードです!
これまでもちょこちょこやっていた筋トレ、ストレッチ、ヨガの
メニューを自分なりに見直し、
強化していこうと思います。体の再構築だ!
私の本気を呼び起こしたのは、新曲、芦刈のお稽古。
この曲、すごく美しい舞で、ゆっくりときれいな形を維持しながら
舞うためには、すっごくすっごく体ができていることを要求されます。
美しい形を作ろうとすると、体が思うようにすっと行かないことが
ありありと分かるのですー。がんばるぞ!
今日のお稽古は、白鷺とか風がどうのこうの、のあたり。
とどまれとまれ、の形が大好き。なんというアンバランスの美。
ああとどまってほしい、でもとどまってくれない、という
心の感じが出ている気がします(私解釈)。
この曲の、常にどっちにも揺れ動いて迷いに迷っている感じが
好きです。
でも、そんな怒涛のような迷いの中に、
それを断とうとするような凛とする静けさがあったり。
そんな感じが出せればいいなあ。精進します。
とどまれとまれのあとの手足の運びがまたあっちに行ったりこっちに行ったり。
私の舞も迷走、翻弄されまくりですー。
これからの芦刈の展開が楽しみだなあ!
もう単の季節。結城の縮を今シーズン初おろしで
ご機嫌です。着心地が最高で大好き。着物を着たい季節。
舞のお稽古はかなーり本気モードです!
これまでもちょこちょこやっていた筋トレ、ストレッチ、ヨガの
メニューを自分なりに見直し、
強化していこうと思います。体の再構築だ!
私の本気を呼び起こしたのは、新曲、芦刈のお稽古。
この曲、すごく美しい舞で、ゆっくりときれいな形を維持しながら
舞うためには、すっごくすっごく体ができていることを要求されます。
美しい形を作ろうとすると、体が思うようにすっと行かないことが
ありありと分かるのですー。がんばるぞ!
今日のお稽古は、白鷺とか風がどうのこうの、のあたり。
とどまれとまれ、の形が大好き。なんというアンバランスの美。
ああとどまってほしい、でもとどまってくれない、という
心の感じが出ている気がします(私解釈)。
この曲の、常にどっちにも揺れ動いて迷いに迷っている感じが
好きです。
でも、そんな怒涛のような迷いの中に、
それを断とうとするような凛とする静けさがあったり。
そんな感じが出せればいいなあ。精進します。
とどまれとまれのあとの手足の運びがまたあっちに行ったりこっちに行ったり。
私の舞も迷走、翻弄されまくりですー。
これからの芦刈の展開が楽しみだなあ!
もう単の季節。結城の縮を今シーズン初おろしで
ご機嫌です。着心地が最高で大好き。着物を着たい季節。
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