前々から楽しみにしていたシネマ歌舞伎、阿弖流為(アテルイ)を
観に行きました。
初めは歌舞伎のファンタジーっぽいのってどうかなーと思っていましたが、
劇団☆新感線と染五郎の「阿修羅城の瞳」も好きだったので、
やはりどんどんお話が進むうちにのめり込んで行きました。
アクションももちろんいいし、染五郎の苦しむヒーローっぷりにときめき!
シネマ歌舞伎ならではの、見得をどアップで見れるのも面白い!
お話も染五郎ももちろん良かったのですが、
勘九郎と七之助がすごく良かったです。
勘九郎なんて、時々お父様の勘三郎さんが降臨したかのような瞬間が
不意にあって、お話とぜんぜん関係ないそんなところで、
ジーンと涙が溢れてくること多々。
勘九郎の芝居をまともに見たのなんて、本当に久しぶりで、
染五郎ばかり追っかけてましたが、勘九郎も今度舞台でちゃんと
見るべきと思いました。
シネマとはいえ、歌舞伎なので、
着物で行っちゃえ〜と思って、今日の着姿。
分かりにくいですが、今日初めて袖を通した初の江戸小紋で単衣。
帯はおばあちゃんの綴れ帯。
涼やかにまとめてみました。単衣ももう着納めだなー。
近くから見るとこういう着物です。
映画で興奮した後で、帯揚げがとても乱れてますが。。。
斜め縞模様の着物。
この着物、すっごくすっごくすっごく好き!
紬ばかり着てましたが、柔らかいいわゆるたれものって
着心地いい!開眼しました。江戸小紋にもはまりそう〜。
今日の着姿、とても良かったみたいで、
銀座で多くの見知らぬおばさまから、
「あら、素敵なお着物!目の保養をさせてもらったわ」
「着物が私も好きなのよー。きちんと着てらして偉いわー」
などなど言われました〜。うふ。
ところで、シネマ歌舞伎、
来年2月にはなんと「女殺油地獄」をやる!!
片岡仁左衛門バージョンですが、これは外せないわー。
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